世に蔓延る(はびこる)まちがい

この世の中には、本当は間違っているのにあたかも真実であるかのように、たくさんの人に支持され信じられていることがあります。
最初にデマを流す人は何らかの意図を持って流すのでしょうが、その情報を受け取った人が疑いもなく信じて誰かに伝え、また次の人も同じように伝え…というふうに伝言ゲームのように伝わる場合もあれば、マスメディアが一度に多くの人に繰り返し繰り返し伝え信じ込ませる場合もあります。
特に、社会的に権威がある人(ノーベル賞受賞学者、巨大企業の経営者など)や公共性が高いと信じられているところ(N〇K)が発信元だと絶大な効力を発揮するようです。

勉強法の間違いあるある

まずは、塾屋らしく勉強法の間違いについて。
①漢字、英単語を10回書く
これは学校の宿題でよく見かけます。目的は漢字が書けるようになること、英単語が書けて意味が分かるようになることでしょうかね?
このやり方には2つ間違いがあります。
1つ目は使い方までカバーできないこと。書けて読めても意味がわからなければ使えません。使えないことを覚えていても意味がないのです。
2つ目は、見ながら書くから覚えられないこと。脳を通過しないので手の運動になっています。

②カラフルなまとめノートを作る
これは、女の子に多いです。テストが近くなると、教科書やワークのテキスト部分をカラフルな色ペンでキレイにキレイに書き写しているのです。
書くことは時間がかかるので、非効率的です。だったら初めから教科書を読めばいいじゃない?
もしもまとめノートを作るなら、一通り読んで自分の頭の引き出しから思い出しながら書いていくと良いです。ついでに疑問点を見つけて調べるともっといいです。

紙も鉛筆の貴重で色ペンもなかった時代では、いちいちメモすることはできないので、頭の中にメモっていました。文房具は貴重で10回も練習できないので1枚の紙に重ねて練習したり、数回で覚えることを意識していたでしょう。庶民の子は、地面に木の枝を使って練習していたと思います。
しかも食べていくことに関係ない勉強はムダだと言われていたので、学びを活かすことに必死でした。

”食”の間違いあるある

勉強も大事ですが、健康でいることはもっと大事です。なので、人よりちょっとだけ”食”にはこだわっています。
①自分へご褒美、スィーツ食べ放題の罠
私が子どもの頃は、ケーキは特別な日に食べるスペシャルな楽しみでした。でも、今はテレビでもさかんにスィーツ特集が組まれ何でもない日にケーキを食べることも珍しくなくなりました。
ケーキ・お菓子はもちろんのこと、お料理にも使われる砂糖は、実はそもそも身体にはあまり良くないのです。砂糖は急激に血糖値を上げ、インスリンの働きで低血糖になるので眠くなったり疲れやすくなったりします。摂りすぎるとたんぱく質と結びついて身体の糖化(焦げ)が進み老化の原因になります。
それに昔は、甘いものはハチミツと果物ぐらいでした。

②醤油じゃない醤油
テレビでさかんにコマーシャルされている”なましょうゆ”なるもの。これらのラベルを見るとたいてい「脱脂加工大豆(遺伝子組換えでない)、小麦、食塩、アルコール」と書かれています。
本来なら捨てる脱脂加工大豆に塩酸を加えて分解されるアミノ酸に添加物を加えて作っている場合が多いです。スーパーの客寄せパンダ的存在。特売醤油に気をつけて。
この手の手法は有りすぎるので、今回はこの辺で。

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