1つのことを極める人

先日、卒塾生のR君がゴルフ雑誌にに大きく掲載されました。
これまでも何度も全国大会に出場したり、優勝して新聞に載ったこともありました。
彼の活躍を見るたびに、自分のことのように誇らしく自慢したくなります。
卒塾されて2年以上経ちましたが、何度か教室に顔を見せにきてくれました。
お母様とは今でも時々連絡をとりあう良いおつき合いが続いております。

R君は3歳ごろから、おじいちゃん、おばあちゃんとパークゴルフをして遊んでいたそうです。
おじいちゃんがゴルフもやるので、試しに打たせてみたら興味を持つようになり6歳からゴルフスクールに通い始めました。

私とR君が出会ったのは彼が小学校5年生の頃でした。
会話していると茶目っ気がある普通の男の子でしたが、その頃から勝負の世界で生きている、どこか真の強さを感じさせる子でした。

先日お母様よりご連絡をいただいて進路を尋ねたところ、彼は大学に進学しこれからもゴルフを続ける道を選んだそうです。
こんな風に1つのことを長く続けていける子はそういません。
小さい頃に夢中になれることに出会って幸せだと感じる人もいるかもしれませんが、本人にしかわからない苦悩もたくさんあっただろうなぁと思います。
そして、これからも続けていくのですから、挑戦は続いていくのです。

習い事に、部活の毎日、本当にそれでいい?

中学生になると大抵のお子さんは部活に入ります。
部活に入ると、ほとんど毎日放課後に練習があるので、自分で自由に何かをやるという時間がなくなります。
時には休んで別のことをやりたくても、周りの手前休むとは言いづらくなるのです。チームでやるスポーツならなおさらです。

別にプロになるわけではない、健康増進や体力づくり、チームワークを学ぶのであれば、放課後のほとんどを費す必要はあるのかなと疑問に思うことがあります。
時には、部活が学習をしない言い訳として使われるのにもかかわらず、どうしてもやらなきゃいけないことのように親も子も思っているようです。
もう、優先順位が間違っているとしか思えないほど学習が二の次になることもあります。

小学生からのスポーツ少年団なども、放課後や土日も使い親御さんが交代で当番をして維持しています。
一番好奇心旺盛で、様々な体験を必要としている年齢に、1つのことに縛られてもいることがどこか損をしている気がしてなりません。
目的をハッキリさせ、ほどほどにしないと心が固くなってしまうなぁと思うのです。

楽しいと思うこと、おもしろそうと思うことをたくさんやろう

小中学生の頃は、自分から見えている世界、知っている世界からしか、なりたいものを選ぶことができません。
だから世の中のほんの一部だけ見て、夢を持つ必要なんてないのです。
やってみて時間を忘れて夢中になれること、やったことないけどおもしろそうだなぁと思うことをどんどんやれば、いつかそれが夢の種になるかもしれません。
ただし、それが創造や探求に結びついていくことが重要です。
昨日のブログにも書いたように、いくら夢中になれるからと言ってゲームをし続けるのはただの暇つぶしです。
テレビで言っていたことが本当かどうか調べてみたり、本で読んだことを実際にやってみると意外な発見があるかもしれません。

”みんなと違っていてもいい” むしろ”みんなと違う方がいい”
楽しいと思うことを思いっきりやろう!
自分で毎日をおもしろくしていこう!

 

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