我が国の代表は30分の会見で39回「思います」を使う

先日、某雑誌に菅首相が1月4日の30分の会見で語尾に39回「思います」「思っています」という言葉を使ったと書いてありました。
これについてコミュニケーションの専門家が、自信のなさや責任逃れの印象を与え、人々の絶望感や不安を増幅いているとコメントしていました。
私の場合に置き換えると、
「私の塾に入塾されると、成績が上がると思います。」
「あなたはきっと学力がつくと思います。」というようなものです。
子どもたちの場合なら
「宿題をやってこようと思います。」
「忘れ物はしないと思います。多分大丈夫だと思います。」って感じでしょうか。

上手くいくかもしれないけど、ダメかもしれない

”思います”には自信のなさが感じられます。
「やるにはやるけど、うまくいかなくても責めないでね」と先に言い訳している印象を受けます。
最初から絶対に成功させるぞ!っていう強い気持ちを感じません。
だからこの人に任せておいて大丈夫?と不安になります。

熱量を持って「やります」と言いきる

”思います”という語尾に実は”思い”は乗っかっていません。
子どもたちが学校で書く文章もだいたい「思います。」「思いました。」で終わっています。
そして、発表する時も「思います」と言う子が多いです。
思いますの代わりに一人称を入れて、「私がやります。」と言いきったら自分のやる気も上がり聞く方も力強さを感じます。
・ほんの少しのことだけど、語尾をシンプルにして言いきる。
・一人称の”私は”、”僕は”という主語を入れる。
この2つで話す人の熱量が伝わってきます。
無意識に”思います”と言っていませんか?
これからはシンプルに言いきろう!

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