焼き肉で祝賀会

昨日の合格発表から一夜明け、今夜は「おめでとう!!!」の祝賀会をしました。
とは言っても、急に決めたのではなく、合格発表の前から「受験が終わったら焼き肉を食べに行こうね。」「お母さんも誘おうか?」「はい。」ということで約束していたのです。
今夜はたくさん食べて、たくさん笑って、たくさん話すぞ!と気合を入れて、昼ご飯は食べずに準備を整えました(笑)

これまで教室ではたくさん話をしてきたのに、今日はなんだか大人しい二人。
お肉がテーブルに揃うと、二人が率先して焼いてくれました。
どんどん焼いて気持ちいいほどの食べっぷり。
私には娘しかいないので、知らなかったのですが、男の子って肉といっしょにご飯もパクパク食べるんですね。
大盛り2善のご飯も焼き肉の時は普通だそうです。
(ご飯を食べたらお肉が入らなくなるので、私とお母さんは食べません。)

ちょっとお腹も満たされて、気分も良くなったタイミングで「受験の体験談を書いてよ~」と頼んだら
「めんどくさいから嫌です!」と即答されちゃいました。
今度の3年生のためにどんな経験をしてきたか教えてあげてほしかったのですが、
共通テストが終わって、2次試験までの約1か月、いろんな心の葛藤があり、私やお母さんがしらないおサボり(息抜き)もしていたようです。
それは、今度の高3生が真に受けてマネしてはいけないお話でした(笑)
まぁ、結果オーライってことで、合格のために必要な息抜きだったのか、よくぞ合格してくれた!

私がやったのは、合格点に達するための目論見表を一緒に作ったり、学習計画や効率よく学習できる方法を一緒に調べたり、話を聴くことぐらいでした。
本当に彼らは、全く全部自分自身で分析して準備して試験に臨んだのです。
今日A君が、「英語は入試対策というより、英語そのものの力をつける勉強が一番の対策になる。」と言っていました。
やり方もその子、その子に合ったやり方があり、彼の場合は速読音読を毎晩やったことが一番効果があったとのことでした。
入試当日の問題は出てみないと誰にもわかりません。
対策問題にとらわれて、それだけしかやっていなければ予想や対策とちがった問題がでたら、焦って頭が真っ白になってしまったことでしょう。
実際、2次試験で思ったように解けなくて試験中にいやな感情が頭の中をよぎった話もしてくれました。

入試対策は正解があるようで、正解はありません。
その正解に近い答えを自分の力で、自分の責任で、見つけていける自立した子しか合格しないんだと思いました。
大手予備校のように有名講師がいるわけではないので、自分で好きなように計画を立てて思った通りに学習するには良い環境だったのでしょう。
また教えられないからこそ、考える姿勢が確立したのかなと思います。

帰宅してから、この子たちが中3の夏休みに夏期合宿でバーベキューをしたことなども急に思い出し懐かしくなりました。
あれからあっという間に3年経って、今度は本当に巣立っていくんだなぁ~。
本当におもしろくて素敵な子たちでした。
大きく羽ばたいて、突き抜けた大人になってくださーい。

 

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