傑作絵本との出会い(*^-^*)
先日テレビでヨシタケシンスケさんの絵本を紹介していたので、久しぶりにものすごく絵本が読みたくなって、お散歩がてら本屋さんに行きました。
娘たちが小さい頃は、毎日毎日「本を読んで!」とせがまれてよく絵本を買いましたが、最近は絵本コーナーさえ行かなくなっていました。
話題になっているのは知っていましたが、実際に手に取ってみると、想像をはるかに超えるおもしろさ!
笑いたいのをじっとこらえて立ち読みさせてもらいました。(←周りの人から見ると変なおばさん)
この発想はなかなかだわ~、わぁ、そう来ましたか?
これは笑える…(∩´∀`)∩、実際ありえる~、この言い訳は素晴らしい!
立ち読みだけではもの足りず、結局3冊買いました。
りんごかもしれない、でもりんごじゃないかもしれない。
テーブルの上に置いてあった1つのりんごから、ものすごく豊かな想像の世界が広がっていきます。
わりとどこにでもある日常のひとこまをちょっとだけ疑い、もしかしたら○○かもしれない…と思うことって、子どものころは良くありましたよね。
お母さんにガミガミ叱られた時なんか、もしかしてこのガミガミ野郎は宇宙人かもしれない、お母さんは宇宙人にさらわれてお母さんのフリをしておうちを乗っ取ろうとしているのかもしれない…ってね。
おしっこちょっぴりもれたろう
実は、私の亡くなった父は“おしっこちょっぴりもれたろう”でした。さ、ら、に、“おならブースカこきたろう”でした。特に、デパートのエレベーターに乗っている時“おならブースカこきたろう”だったので、娘としてはどうして人前でこんなに堂々としていられるのか不思議なぐらいでした。
天国から名誉棄損で訴えられそうですが、この本を読んだとき真っ先に父の顔が浮かびました。
ついでに甥っ子は数年前まで“おしっこけっこうもれたろう”でした。甥っ子よ、ごめん(^_^;)
ギリギリ限界までトイレに行かない男の子は、たいてい”もれたろう”だからね。
女の子には、たぶん“もれたろう”は少ないでしょうけど、男の子はかなりの共感と笑いを持ってこの絵本を読むことでしょう!
ふまんがあります
子どもたちがいつも思っている大人への不満を、このパパは実に上手にかわします。
もしも私の父がこんな風に大人のずるさの理由を説明してくれていたら…と想像するだけで何だか心がほっこりします。
最後の、女の子の切り返しもお見事!パパは何も言えなくなりました。
大人が自分のルールを子どもに押し付けるのではなく、子どもが納得する理由をユーモアと一緒に伝えられたら素敵だなと思います。母になりたての時に出会いたかった。
どれも日常のちょっとした出来事、よくあることなんだけど、そこを常識から離れて想像力を膨らませると、こんなに楽しくなるんです!
皆さんもぜひ傑作と出会ってください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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