塾選び、どうやっていますか?

小中高生のお母さん、お父さん
塾を探す時、何を参考にしますか?
折込チラシ?
塾の検索サイトからのホームページ?
お友達からの評判や紹介?
知るきっかけは様々ですが、入塾する決め手となることは、
・子どもの成績向上が期待できること
・子どもが志望校に合格できると期待できること
ではありませんか?
でも、それだけで良いですか?

よその子の合格実績、成績向上に再現性はありますか?

大手の学習塾や予備校では、数字を入れた合格実績を掲げたり、合格者の体験記や講師が高学歴だと謳っています。
そもそもの分母が大きいのでそれなりの数字が並んでいます。
ひどいところだと、季節講習に参加しただけの生徒さんの家にまで電話をかけて合否を確認し自分の手柄のように装う塾もあります。
でも合格率で書かれているところはありません。
合格体験は一人ひとりのものであり、わが子が同じようになるとは限りません。
あくまでも他人の経験なので、わが子がどうするかはわが子次第です。
講師が高学歴だということも時には邪魔になります。できなかったことがない人は、できなくて困っている子の視点に立てないからです。

塾に何を求めるますか?

学習塾なので、成績向上は当然ですよね。
学力向上、やる気アップ、学習習慣をつける、入試情報の提供etc.
成績向上は、塾の基本サービスですがそれがいつも安定して提供できているのかというと、「はい、うちの塾はできます!」と言い切れるところはどれほどあるでしょう?
実は、手っ取り早く確実に学校の成績を上げる方法があります。
・カリキュラムを作り徹底した進捗管理をし、できていなければ補習をして学習時間を確保する。
・提出物、小テストも報告させてフォローする。
・習熟度テストをしてできていなければ、練習させる。
・出やすい問題を反復させる。
これらをきめ細かくできれば、学習の遅れが1年未満のお子さんであればほとんど8割は超えてきます。
これが学力アップということになると別です。
学校の成績ならばある程度出る問題がわかっているので覚えさせれば良いですが、模試や入試問題は”知識を定着させる努力”と”考える力”と”読む力”が必要です。
点としての知識を線にして結んで、さらに増やして面としてとらえる力、文章で書かれていることを絵や図(イメージ画像)にしていく学習が必要です。
できるお子さんは自然とそれをやっていますし、学習の途中で”自分の中から引き出してこれるか”を試しながら進めています。

一番は子ども自身が変わること

どんな人も自分以外の人を自由に動かすことはできません。
学習することがどんなに大切で必要なことだよ~と、こんこんと言い聞かせても楽しくなければやりません。
特に日常にあふれる楽で脳ミソを使わない娯楽を早く手に入れた子は、自分で遊びを工夫したり、提供されないことに自ら興味を示したりしません。
だから、あえて大人が未来を想像する質問を投げかけて考えさせなくてはなりません。人は問われなければ考えないのです。
今日のこの1日をどう過ごすか?
自分で決めて、成長する方向へ舵を切っていくように導かなくてはなりません。
新しいことを知ることは楽しいことで、できなかったことができるようになるのは嬉しいこと。
そういう体験を積ませながら伴走してくれる人との出会いが子どもを変えていきます。
良い塾というのは、子どもに変わる勇気を与えてくれるところではないでしょうか?
できないからこそやってみよう!と後押ししてくれるところではないでしょうか?

どうやって塾を選ぶ?
そもそもどうして塾へ行く?
最終的にたどり着きたいのはどこ?

今日もお読みいただきありがとうございました。
ブログランキングに参加しております。
下記をポチッとクリックしていただけると益々頑張ります!
にほんブログ村 教育ブログ 塾教育へ
にほんブログ村