鮮明に描くってどういうこと?
教室の子どもたちに質問してみました。
私「家族とどんなことがしたい?」
A「旅行」
B「ゲーム」
C「買い物」
D「温泉旅行」
同じ質問をされたら、きっとたいていの人が似たように答えるでしょう。
何気ない質問ですが、この答えに普段の思考が現れています。
では、家族とどんなことがしたいかを、鮮明に描くとどうなるか?
A「夏休みに熊本のおばあちゃんの家に行って親戚と一緒にバーベキューをしたい」
B「元旦にトランプで大富豪をしたい」
C「お母さんとお姉ちゃんと初売りに行って○○店で5,000円の福袋を買いたい」
D「鮭の駅弁を買って北斗に乗って、八雲の○○温泉に行きたい」
という風になります。
考え方のクセ
もっと詳しくきいてくれれば、答えたのにー!と言いたくなる人もいるかもしれません。
でも、これが私たちの普段の考え方のクセなのです。
漠然としていて、聞いている人は想像しにくいですよね。
「描く」という字のごとく、まさに絵を描くように鮮明に考えるようにすれば、それは具体的ですぐにでも実行に移せるでしょう。
だから、実現したいことこそ頭の中で絵を描くことです。
そして漠然思考を具体的思考に変えていくのです。
ことばが自分を作っている
考え方のクセは日常使っている言葉にも表れます。
学校で発言する時も、文章で書き表す時も文末はたいてい
「~思います。」
「~したいです。」
と言ったり、書いたりしていませんか?
例えば、
「明日から毎晩寝る前に5分音読をしようと思います。」←思っているだけ
「私は、○○高校に合格したいです。」←願っているだけ
ものごとは、自分が言った通りになるので、
思っているだけ、願っているだけの状態が実現されます。
さぁ、今すぐに
「~します。」と言いきりましょう!
そして、未来を自分の思い通りに変えましょう!
今年も一年ありがとうございました。
年明けは、1月4日から学習が始まります。
今日はこの春大学に現役合格したS君が高3生の応援に来てくれました。
1点でも多く得点できるアドバイスをしてくれています。
本当にありがとうございます!
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