2023年度入試に向けて

今春の入試結果を受けて、来年度、定員減になった高校が7校あります。
下記の学校がいずれも40名減(1学級減)です。
市立函館
小樽潮陵
旭川北
旭川永嶺
旭川南
美幌
室蘭東

令和4年度入試で2次募集後に1学級減になった高校は、来年度も学級減のままの募集となります。
札幌丘珠
札幌南陵
札幌あすかぜ
札幌白陵
北広島西
当別、岩内、美瑛、天塩、大樹、標茶

変更点

①一般入学者選抜
これまでは普通科から職業科へ、職業科から普通科への出願変更はできませんでした。
令和5年度からは、どの学科にも出願変更できることになります。
例)啓北商業→平岸

②推薦入学者選抜
推薦枠が、各高校の裁量で設定され、中学校長推薦から「自己推薦」に代わります。
注意:校長先生の許可がなくても、自分が出願したければ出願できます。
令和5年度から平岸高校も10%の推薦枠が設けられますが、実際には学力重視になると考えられます。
ランクが高くても得点できない生徒さんは、一般入試の準備も併せて必要になります
また、募集枠が少ない学校は、中学・高校間で調整される可能性もあります。

③道外からの出願
道外からの入学者を受け入れる条件が緩和されます。
でも実際には、地方高校に限定される可能性があります。
2学級以下の学校のうち、地域の教育資源を活用した教科、科目等を3単位以上履修できる学校。(道教委HPより)

道コン資料より

全体の動向

・中学生のAランクの割合が増えています。
・札幌南、札幌北、札幌西は例年通りの倍率予想
・札幌東はやや倍率が落ち着くと思われます。
・札幌旭ヶ丘の数理データサイエンスは定員割れしていても、実際には普通科から流れてくるので、普通科と同等の倍率と考えた方が良いです。
・札幌月寒はAランク、Cランクの志望者が増えています。Cランクの生徒さんは、SS60以上を目標に学習してください。倍率は例年通りの高倍率1.5倍前後の予想。
・手稲は昨年に続き、低倍率の予想。
・藻岩は今まで1.5倍と高倍率だったが、一旦落ち着くかもしれません。
・平岸は道コンデータによると前年比83%です。昨年は1.8倍でしたからやや減るのかもしれませんが、10%の推薦枠ができるので油断できません。

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