逆転人生

昨夜、NHKの逆転人生という番組を見ました。勉強もできない、運動もできない、いじめられっ子だった西岡さんが、担任の先生の一言で偏差値35から東大を目指し逆転合格したお話でした。「スポーツが得意な子はスポーツを、音楽が得意な子は音楽をやればいい。でもそれは生まれ持った才能に左右される。だけど勉強は平等だ。才能は必要ない。」ということを担任の先生は言っていました。それでも”ないないづくし”だった西岡さんが本当に東大を目指そう!自分を変えるんだ!と思ったこと自体がすごいことだなぁと思いました。普通は、どうせ自分には無理だとか、あいつだからできるんだとか、やらない言い訳を先に考えるものです。

挑戦しない方が楽

私にも経験があります。うまくいかないことは大抵、何かしらもっともらしい言い訳をしているのです。初めてのことや新しいことは、知らないことだらけなのでなかなか進みません。少しやっては挫折して、後回し後回しにしてしまうことがあります。終いには、やらなければ良かったなぁと思うこともあります。自分の中のコンフォートゾーンから抜け出して一皮むけるには、「明日も今日と同じ自分のままでは嫌なんだ!」という強い感情があります。これは、自分の理想をただ語るのとはわけが違うのです。だって、ほとんどの場合、挑戦しない方が楽なのですから、わざわざ自分が快適だと思っているところから離れようとしません。

「できることからはじめなさい」は役に立たない

「できることから始めなさい」「できることからやってみよう」という言葉をよく耳にします。でも、できることをやり続けると成長するのでしょうか?もうできることは辞めて、次に進むべきなのではないでしょうか?ちょっとだけ、意志の力が必要なしんどいことをやるからこそ、昨日と違う成長した自分になれるのです。
だから、「できないことをやりなさい」が正しいのです。できないことも続けていけば、着実にできることへと進化していきます。これまでの成長の過程でも、習慣化して無意識でもできるようになったことが誰にだってあるはずです。

自分のことは人任せにできない

西岡さんは、東大に合格するまで2浪しました。大学入試は高校入試とは比べ物にならないぐらい学ぶべき内容がたくさんあります。同じ学校でも、学部が違えば傾向も全然違う場合もあるので、細かい分析は自分自身が解いて比べて考える必要があるのです。これは予備校に行っていても、最終的には自分自身がやらなければわかりません。失敗から次への工夫が生まれ、楽しんでやれるように、より効果的に学べるようになっていくのです。これはけっして人任せにはできないのです。西岡さんは、カードゲームにして英熟語を覚えたり、英語でマジカルバナナをしたり、復習ノートならぬ復讐ノートを作って学習していました。今では、その勉強法を人に教えたり本を出版したりしています。
やり方次第で、自分次第で、誰にでも逆転人生はありうる!と思えたお話でした。

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